アイキューソフィア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中野里美、以下当社)は、2018年2月1日、当社が提供する、スマートフォン等を利用して、空いている土地・スペースを誰でも貸し借りできる駐輪場シェアサービス「みんちゅう」の運用を、神奈川県大和市(市長:大木哲、以下大和市)と連携して開始する協定を締結しました。
今回の協定締結によって、2018年2月15日より、大和駅・中央林間駅周辺(以下実施区域)にて、「みんちゅう」による駐輪場を開設し、市民の自転車活用をより便利で安全なものにしてまいります。
1. 大和市との提携の背景
大和市は地形が平坦な場所が多く、駅からはいずれの市域も比較的短い距離にあるため多くの市民が自転車を利用しています。2007年より、大木哲市長を中心に、市民の自転車活用において全国でも先駆けて様々な取り組みを行なってきました。例えば、全国で初めて自転車保険付きの保険証を市内の小・中学校にて交付し、話題を呼び、また、自転車利用者が走行時に見やすいよう自転車ナビレーンを市内全域に整備。これらの取り組みにより、自転車による交通事故は大幅に減少しました。しかし一方で、近年は買い物客等の短時間駐輪が増加し、歩道等に自転車を放置してしまうケースも見受けられ、不正駐輪や放置自転車などを市の交通安全巡視員が見回り、警告、移動、保管作業の実施を行ってきました。みんちゅうの導入によって、主に駅周辺の駐輪場不足による様々な問題の解決になるのではないかと期待をしていただいております。
2. 今回の取り組みについて
当社が提供する駐輪場シェアサービス「みんちゅう」による駐輪場を取り組み実施区域にて開設し、当社にて運営を行います。管理面については、当社が駐輪場の看板設置、放置自転車の処分、トラブル対応を行い、大和市は実施区域内での提携駐輪場で不正駐輪が発生した場合に、市交通安全巡視員による不正駐輪に対する警告、移動、保管作業を実施します。
みんちゅうの活用は、駅周辺のわずかな土地や店舗の空きスペースでも駐輪場にすることができ、短時間駐輪対策で必要とされる分散型小規模自転車駐輪場が可能となることから、今回の取り組みが開始されました。これにより、自転車利用者が目的地により近い駐輪場を探すことができるようになり、利便性の向上に繋がります。また、駅前の放置自転車が減少することにより、歩行者等にとっても、駅周辺が快適な空間となることが期待されます。
みんちゅうによって、ちょっとしたスペースでも貸し出すという提供者の思いやりの心と、そのスペースを事前に予約し安全に便利に使うことで、市の活性化に繋がり、豊かな暮らしを提供できるのはないかと考えております。
3. みんちゅうとは
「みんちゅう」はわずかな時間に空いている土地・スペースを誰もが貸し出すことができ、誰もが借りることのできる駐輪場のシェアサービスです。スマートフォンアプリ(Android版・iOS版)から貸し出し、利用予約の全てを行うことが可能です。
また駐輪場拡大のために、当社は実施区域内で個別の営業による拡大を行い、大和市は商店会等への駐輪対策協力を依頼します。
【利用の流れ】
1駐輪スペース貸し出し希望者が、駐輪場所や利用可能日時、利用料金等の情報を「みん
ちゅう」に登録
2駐輪スペース使用希望者が、利用したい場所や日時に利用可能なスペースを「みんちゅう」で検索し、予約登録(駐輪料金は予約時に支払い)商業施設等の駐車禁止にしている場所や、店舗前の小さな空きスペースを駐輪場として貸し出すことにより、新たな駐輪スペースの確保ができます。
4. 今後の展望ついて
2018年度中に実施区域にて「みんちゅう」による駐輪場を開設し、将来的には1,000箇所以上の駐輪場を目指していきます。自転車利活用の先進都市である大和市との提携によって、実施区域内の不正駐輪、駐輪場不足の解消に貢献していくとともに、この大和市との取り組みをモデルケースとして、日本全国の政府機関・地方自治体とも連携し、自転車が安全で安心して通行できる快適な自転車利用環境整備に取り組んでまいります。
■「みんちゅう」に関してURL:https://www.min-chu.jp
■会社概要
本社:東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー
代表者:代表取締役社長 中野里美
資本金:3,000万円
URL:http://www.iqsophia.com
事業内容:メディア事業
シェアリングエコノミー事業
海外向けインターネット広告代理事業
■本件に関するお問い合わせ先
アイキューソフィア株式会社広報担当:宮下(みやした)・乾(いぬい)
TEL:050-3539-5061
E-MAIL:minchu-staff@iqsophia.jp